”善”か”悪”か。
永遠のテーマですね。
子供の頃は親から
「借金はいけないことよ!!」なんて言われながら
そんな親も住宅ローンという借金をしているよな〜
などと疑問を感じながら
小言を聞き流していたのは私だけではないはず。
(ないはずですよね笑)
お金を借りて何かをするという行為は
一概に悪いというわけではなく
活用の仕方一つで良くも悪くもなります。
今回は、
役立つ良い借金と
人生の破滅の第一歩の悪い借金
の違いについて解説します。
目次
お金を借りるというのはどういうことか
お金を借りるということは
時間を買っているということです。
時間を省略できるという捉え方もできます。
お金を貯めるまでの時間を
借り入れて金利を払うということで
省略しているのです。
時間の前借りというふうにも捉えられますね。
事業でも買い物でも、
借金をしないで全てを行おうとすると
お金をためきるまで待たなければなりません。
その間、事業もできなければ、
物を買うことで得られる豊かな時間が得られなくなります。
あらゆる意味でチャンスを逃すことに成りかねません。
人生を加速させるお金を借りるパターン
借り入れを行っていよい条件というのは下記のものです。
①事業や学業、スキルアップのためのチャレンジ
②単発のもの(継続的な出費に対応するものではない)
③財物の購入(担保性、換金性のあるもの)
このどれかに該当する必要があります。
①は時間を買うということの最たるものです。
確かに、回収できる保証はありません。
それでも、人生の高みを目指す、よりよい未来のための投資としては必要なものです。
ただ、チャレンジ先の選定や覚悟はシビアにすべきです(頭お花畑ではダメです)
②これは家電などの購入が該当します
便利な家電は生活を豊かにし、チャレンジするための下地になります。
(個人的にはドラム式洗濯機は絶対にもとが取れる投資です)
③住宅ローンや自動車ローンのことですね。
これがないと経済は回らないのも実情なんですが。
お金が貯まるのを待っていると家なんて変えないですね(笑)
人生を破滅へ向かわせるお金の借り方
借り入れは控えるべき条件は以下のようなものです。
①ギャンブル、金融投資
②継続的な出費に対応するもの(日々の生活費など)
③サービスの購入(担保性、換金性がない)
このどれかに該当する借り入れは控える方が良いでしょう。
早い話が、
返すあてがないものがないものはやめときましょうということです。
金融投資というところは若干、
注意が必要です。
投資のための原資を借り入れで行うのはやめましょうということです。
FXなどで言うところの、証拠金(追証を含む)を借り入れでするなということです。
FXや信用取引というのはそもそも資金を借りてレバレッジを効かせる仕組みです。
それの元手まで借金でやるのはやめましょう。
そもそも、
それをやろうとする人でFXなどの投資を
継続的に成功させ続けている人を見たことがありません。
(まともなおつむを持っている人はやらないです)
この辺は解説すると長くなるため、
別途紙面を割きます。
まとめ
お金を借りて財やサービスを購入することは
決して悪いことではありません。
人生にチャレンジするのは素晴らしいことですし、
貴重なことです。
自分の努力と未来にチャレンジするための時間を買うための投資は
むしろすべきであるとさえ思います。
(もちろん、限度はありますが)
問題なのは頭お花畑になって
その場の快楽や娯楽に供する借金は
悪以外の何物でもありません
(社会経済とそれで利益を得る人にとっては別ですが)
どうぞ、みなさんも
金融という仕組みを上手に利用して
豊かな生活を人生を送ってくださいね。
そして、ご自身の人生にチャレンジしてくださいね。
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